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デートに誘って「今ちょっと忙しくて」と返ってきたとき、それを断りだと受け取っていないでしょうか。「忙しい」には、本当に忙しい場合と、やんわり断るための言葉の場合の、両方があります。そして、その見極めは難しいものです。営業の現場では、だからこそ勝手に判断せず、日を改めて追いかけます。恋活でも、同じ動き方でいいはずです。
これは、営業の新人に伝えていることでもあります。今日は、「忙しい」という返事をどう受け止めて、どう動けばいいかを書きます。
「忙しい」には、本当に忙しい人と、断り文句の両方がある
営業で電話をかけたり、提案の時間をお願いしたりすると、「今ちょっと忙しいので」と言われることがあります。そのなかには、本当に手が離せない人もいれば、話を聞く気がなくて、角を立てずに断るためにそう言っている人もいるものです。
困るのは、言葉だけでは、どちらなのか分からないことです。同じ「忙しい」でも、声の調子や状況で判断しようとすれば、外れることもあります。本当に忙しかった人を「脈なし」と決めつけて手放せば、せっかくの機会を自分から捨てることになります。反対に、断り文句だったものを本気にしすぎれば、相手にとっては迷惑になります。見極めが難しい、というのはそういうことです。
恋活でも、事情は同じです。仕事の繁忙期で本当に余裕がない人もいますし、あまり気が乗らなくて「忙しい」を理由にする人もいます。メッセージの文字だけでは、なおさら区別がつきません。
新人には「勝手に判断するな」と伝えています
営業の新人には、「忙しい」と言われても勝手に判断するな、と伝えています。忙しいと言っているだけで、「もういらない」と断っているわけではないからです。
「忙しい」と「いらない」は、別の言葉です。「いらない」と言われたなら、それは断りです。でも「忙しい」は、今は都合が悪い、という意味にすぎません。相手がまだ断っていないのに、こちらが先に「どうせ断り文句だろう」と決めてしまうのは、相手の言葉をそのまま受け取っていないことになります。
だから、一応追いかけることは追いかけます。本当に忙しかった人なら、日を改めて声をかけてもらえることを、ありがたく感じる人もいるはずです。
営業では、日を改めてアポを取り直します
本当に忙しいパターンがある以上、「忙しい」と言われたら、日を改めて、アポを取り直します。今日がだめなら、別の日に。相手の都合がつく時期に、もう一度お願いする。やっていることは、それだけです。
ここで大事なのは、その場で食い下がらないことです。「忙しい」と言っている人に、今この場で話を続けようとすれば、本当に忙しい人ほど困ります。いったん引いて、時間を置いてから声をかけ直す。その間があるほうが、相手も「また連絡してくれたんだな」と受け取りやすくなります。
恋活に置き換えると、こう動きます
ここからは、営業のやり方を恋活に置き換えた、私の整理です。
「今ちょっと忙しくて」と返ってきたら、まずは責めずに受け止めます。「そうなんですね、お忙しいところありがとうございます」くらいで十分です。そこで「いつなら空いてますか」と日にちを詰めにいくのは、その場で食い下がるのと同じなので、控えます。
少し時間を置いてから、あらためて誘います。どれくらい置くかは相手の忙しさ次第ですが、相手が「今月は仕事が詰まっていて」などと時期を教えてくれていれば、その時期が過ぎたころが声をかけ直す目安になります。誘い直すときは、相手が答えやすい形にしておくと、負担をかけません。日程を二択で聞くやり方は、デートの誘いは、二択で聞きます。営業の「候補は3つ」は、恋活では重すぎます。で書きました。
本当に忙しかった人なら、落ち着いたころの誘いに乗ってくれるかもしれません。断り文句だった人なら、誘い直しても、はっきりした返事は返ってこないでしょう。つまり、こちらが言葉の裏を読もうとしなくても、日を改めて誘い直せば、相手の反応のほうが答えを出してくれます。見極めが難しいなら、見極めようとせずに、相手が答えやすい機会をもう一度つくればいいのです。
誘い直して、また「忙しい」と返ってきたときは、無理に日にちを詰めずに、「落ち着いたら、また声をかけてもらえたらうれしいです」と一言添えて、いったんこちらからは引くのも一つの形です(ここは私の補足です)。それでも相手から連絡がなければ、それが答えだと受け取って、次へ進みます。
はっきり断られたら、もう追いかけません
ただし、線ははっきり引いておきます。「忙しい」は追いかけても、はっきり断られたのに、もう一度ぐいぐい行くことはしません。
営業でも、断られているのに押し続ければ、相手の気持ちに引っかかります。クレームにもなります。追いかけていいのは、相手がまだ断っていないときだけです。「もういらない」「結構です」と言われたら、そこで引く。そのうえで、断られたときは丁寧に受け止めて、気持ちよく終わらせます。
恋活なら、「ごめんなさい」「そういうつもりはなくて」と言われたときが、それにあたります。ここで食い下がるのは、粘り強さではありません。断られたあとの去り際については、恋活は、見込み客育成に似ています。断られた後の去り際が、実は一番大事です。に、追いかけることとしつこさの境目については、目の前の人を、簡単に諦めません。営業20年で染みついた、粘り強さの話です。に書いています。
待っているあいだも、ほかのやり取りは止めない
「忙しい」と言われた相手の予定が空くのを待っているあいだ、ほかのことを全部止めてしまうと、待つ時間がつらくなります(ここは私の補足です)。一人の返事だけに気持ちを預けていると、「忙しい」の一言が必要以上に重く感じられるからです。
ほかの人とのやり取りも続けながら、落ち着いたころにもう一度誘う。そのくらいの距離感でいたほうが、誘い直すときの文面にも余裕が出ます。複数の人とやり取りすることの考え方は、複数人との同時進行は、後ろめたいことではありません。むしろ、そうすべきです。で書きました。やり取りする場を一つ足しておくのも、ひとつの方法です。
「忙しい」は、断りの言葉である前に、まず今の都合を伝える言葉です。そこに裏を読みすぎず、かといって、はっきり断られたあとに追いかけることもしない。日を改めて、相手が答えやすい機会をもう一度つくる。それだけで、本当に忙しかった人との縁を、自分から切らずに済みます。
どのサービスで出会うかに迷ったら、恋活・婚活で使えるサービス、結局どれがいいのか。目的別に6つ整理しました。も参考にしてください。



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